シンポジウムの開催にあたって
こんにちインターネットは私たちの生活において欠かせないインフラのひとつとなっています。しかし多くのウェブサイトやウェブサービスは、パソコンやモバイル機器の操作に不慣れな高齢者や、体に障害のある人たちにとっては利用の障壁が高いものが多いのも事実です。
私たちは、だれもが使えるウェブ社会を目指しています。その活動の一環として、だれもが使えるウェブコンクールを今回開催いたしました。コンクールには31サイトの応募があり、専門家9名と8名のリードユーザを含む102名の市民による評価を通じて、ユーザ視点での使いやすい事例を発掘することができました。それらの事例を称えて表彰することで、だれもが使えるウェブ社会の実現へ向けて一石を投じられればと願っています。
また、表彰式だけでなく、シンポジウムとして多様な情報提供・交換のできる場を設けることで、この活動がより広く浸透することに期待しています。
(参加費:3,500円(資料代)※当日受付にて頂戴いたします)
開催概要
| 開催日 | 2010年3月26日(金)13時-17時30分(開場12時30分) |
|---|---|
| 会場 | 毎日ホール(毎日新聞東京本社) |
| 主催 | だれもが使えるウェブコンクール実行委員会 NPO法人ハーモニー・アイ |
| 出展企業 | 日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社高知システム開発 |
| 参加費 | 3,500円(資料代)※当日、受付にて頂戴いたします。 |
| 定員 | 150名(先着)※定員になり次第締め切らせていただきます。 |
プログラム
- 13時-13時05分
- 開会挨拶 増田耕一(毎日新聞社執行役員/デジタルメディア局長兼新規事業開発室長)
- 13時05分-13時45分
- 基調講演「生活を支えるウェブサイト」
岩城陸奥(株式会社ミラコム 代表取締役) - 13時45分-14時35分
- トークセッション「市民にとって使いやすいウェブとは(仮)」
- パネラー:松田基章(NPO法人ハーモニー・アイ 理事)、園順一(NPO法人ハーモニー・アイ理事)、諸事情により奥田奈菜子氏が欠席のため代理として菅野幸恵(ハーモニー・アイ正会員)が出演。
モデレーター:瀧澤正和(日本IBM株式会社) - 14時35分-15時35分
- だれもが使えるウェブコンクール表彰式
ご後援挨拶:総務省 情報流通行政局 情報通信利用促進課 課長平林正吉(ひらばやし しょうきち)様
司会進行:馬塲寿実
審査総評:野田純生(だれもが使えるウェブコンクール審査委員長/アルファサード有限会社 代表取締役) - 15時35分-16時05分
- 休憩 ※出展企業ブースもご覧ください。
- 16時05分-16時35分
- 特別講演「中央省庁におけるホームページのバリアフリーに関する調査について」
総務省行政評価局担当者様(調整中) - 16時35分-17時25分
- 特別鼎談「Adobeの取り組むアクセシビリティ FlashやPDFを利用したアクセシブルなコンテンツ作成」
西村真里子(アドビ システムズ)、伊藤紀之(だれもが使えるウェブコンクール実行委員会 審査委員/有限会社トゴル・カンパニー 代表取締役)、森田雄(だれもが使えるウェブコンクール実行委員会 統括ディレクター/読書家) - 17時25分-17時30分
- 閉会挨拶 馬塲寿実(だれもが使えるウェブコンクール実行委員長/NPO法人ハーモニー・アイ 理事長)
出展企業
- 株式会社高知システム開発
出展商品:音声ブラウザソフト NetReader (ネットリーダー)
紹介:ネットリーダーは、手軽に楽しめるインターネット読み上げソフトです。
音声で快適に楽しめるように、ホームページから必要な情報を集めて最適化しています。
自由なカーソル移動で、軽快にホームページを読むことができます。
ネットショッピング等が簡単に利用できるように独自のナビゲート機能が、すばやく目的の場所に案内します。
PC-Talkerと連携しながら、ホームページを閲覧できるため、Web2.0、フラッシュ、PDFなどの複雑なページの利用に威力を発揮します。 - 日本アイ・ビー・エム株式会社
出展商品:ソーシャル・アクセシビリティ・プロジェクト
紹介:視覚に障害のある方がインターネットにアクセスする場合に、「画像に読み上げ用のテキストがついていない」「本文の場所がわからない」といった問題に日常的に遭遇します。ソーシャル・アクセシビリティは、このような問題を視覚に障害がある方とボランティアがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で協力して解決することができる新しい実験サービスです。 - 株式会社NTTドコモ
NTTドコモでは、音声読み上げ機能の付いた「らくらくホンシリーズ」を展示いたします。防水・防塵機能の付いた最新の「らくらくホン6」もご用意いたしますので、ぜひお試しください。また、アンケートにお答えいただきましたお客様に粗品をプレゼントさせていただきます。
「ソーシャル・アクセシビリティ・プロジェクト」
視覚に障害のある方がインターネットにアクセスする場合に、「画像に読み上げ用のテキストがついていない」「本文の場所がわからない」といった問題に日常的に遭遇します。ソーシャル・アクセシビリティは、このような問題を視覚に障害がある方とボランティアがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で協力して解決することができる新しい実験サービスです。
出演者
- 開会あいさつ 馬塲 寿実(ばば ひさみ)
コンクール実行委員長/ハーモニー・アイ理事長
音声ソフト(HPR)のインストラクターを取得したのをきっかけに、多くの視覚障害者や中高年向けのパソコン講座を運営し、ユーザーと接する場で活躍をする。その後、現NPO 法人を設立しユーザー視点でのWeb アクセシビリティ関連のセミナーやシンポジュウムを多数企画実施している。その他、企業の情報のユニバーサル化のコンサルティング等や、講師としても活躍中。 - 基調講演 岩城陸奥氏(いわき みちお)
株式会社ミラコム 代表取締役
社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会・顧問・メディア委員長。
千葉大学工学部工業意匠学科卒。トヨタ自動車デザイン部を経て資生堂宣伝部入社。1995年に資生堂初代オフィシャルサイトの立ち上げに携わる。1999年旧社団法人日本広告主協会内にWeb広告研究会を設立し初代代表幹事を務める。2001年資生堂を退社し現職。 - パネラー(障害者の支援者)松田基章(まつだ もとあき)
View Net神奈川(理事)・ハーモニーアイ(理事)現特別支援学校教員(盲学校教員暦8年)全国盲学校ML運営
1998年より視覚障害を持つ生徒の情報教育及び図書館の情報アクセシビリティについての機材活用やサポートを続けている。
2002年よりDocomoらくらくホン(富士通)の開発に協力、携帯電話のユーザビリティについても研究を続けている。 - パネラー(視覚障害者の市民リードユーザー)園順一(その じゅんいち)
ハーモニー・アイ理事/Span理事
関西を中心に、視覚障害者へのパソコン指導をするグループを運営し、全国のパソボラなどに対して視覚障害者への指導方法の指導もしている。また、日本ロービジョン学会 理事、国立 障害者リハビリテーションセンター 学院 講師も勤めている。主な執筆には、情報バリアフリー叢書「見えない・見えにくい人の便利グッズカタログ」(弱視者問題研究会・編 共著)などがある。 - パネラー(中高年の市民リードユーザー) 奥田菜奈子(おくだ ななこ)
特定非営利活動法人 プロジェクトウイング 理事長
精神障害者の就業機会創出支援事業として、精神障害者通所授産施設と協働し、東ティモール産のオーガニックフェアトレードコーヒーを使った「エルメラコーヒー」を製造販売するエルメラカフェ事業を行っており、ネットショップでの販売も行っている。また、障害者へのパソコン支援もボランティアで実施している。本コンクールの市民モニターへも参加した。
URL: http://www..p-wing.net、http://www.ermera-cafe.com - モデレター 瀧澤正和氏(たきざわ まさかず)
日本アイ・ビー・エム株式会社
東京基礎研究所アクセシビリティ・センター
技術支援担当課長
1983年東京工業大学大学院修士課程終了。同年日本アイ・ビー・エム(株)入社。プリンターの開発を経て、1999年アクセシビリティ・センターに異動。
現在、アクセシビリティ関連技術のプロジェクトリーダーおよびマーケティングに従事。 - 審査総評 野田純生(のだ すみお)
副委員長(審査統括)
ウェブアクセシビリティに特化したウェブ・コンテンツ制作会社として2003年設立。
スタート以来、ウェブの技術革新、トレンドの変化を先取りしながらも「基本に忠実」なサイト制作で高い評価を得ている会社を経営している。特に最近では、Movable Typeと連携したアクセシビリティを強化したCMSには定評がある。 - 西村 真里子氏(にしむら まりこ)
アドビ システムズ 株式会社
マーケティング本部 クリエイティブソリューション部 Web グループ
フィールドマーケティングマネージャ
Flash, Dreamweaver, Web Premium の担当としてユーザー様のお声を頂戴する日々。
日本のクリエイター、制作者が世界で活躍する機会を作ることにも情熱を感じております。 - 伊藤 紀之(いとう のりゆき)
有限会社 トゴル・カンパニー代表取締役
アクセシブルなFlashについては、国内においての第1人者であり、第1回第4回(今年度)のアクセシビリティ+クリエイティビティを審査するアックゼロヨン審査員も勤め、今回、本コンクールの審査員も勤める。主な執筆としては「Flash プロフェッショナル・スタイル」(共著・毎日コミュニケーションズ刊)にて、FlashCS3 でのアクセシビリティ実装について書くなど、アクセシブルなFlashの推進に力を入れている。 - 森田 雄(もりた ゆう)
2000年に株式会社ビジネス・アーキテクツの設立に参画し、2005年より取締役。ディレクター、プロジェクトマネジャー、インフォメーションアーキテクトとして多数のプロジェクトに携わる。2009年8月に同社を退職、現在は読書家と称して充電中。HTMLやCSSなどのフロントエンド技術、アクセシビリティ、ユーザビリティのスペシャリスト。CG-ARTS協会委員。広告電通賞審議会選考委員。IA Institute会員。アクセス解析イニシアチブ会員。アックゼロヨン・アワードグランプリおよび内閣総理大臣賞、グッドデザイン賞、Webby Awards、New York Festivalsなど受賞多数。 - 閉会あいさつ 岩下恭士(いわした やすし)
毎日新聞社「毎日jp」にて、ユニバーサロンというコーナーを持ち、編集長を務めている。ご自身も全盲でありながらインターネットを武器に活躍中。
注意事項
- 当日はtwitterおよびインターネット中継サービス「Ustream」での中継が入ります。
- 当日はメディアによる取材目的での参加および撮影が入ります。ご了承ください。
- 本イベントに関連するTwitterへのつぶやきには、ぜひハッシュタグを併記してください。ハッシュタグは #daremoga です。
- 公式twitterアカウント @daremogajp では、本イベントおよび「だれもが使えるウェブコンクール」の情報を配信しています。
「みんなの声で選ぼう!だれもが使えるウェブコンクール」とは
インターネットの活用はすごい勢いで発展し、今や多くの市民もそのシステムを活用するようになってきています。その窓口ともなるウェブサービスは、みんなの可能性を広げてくれる大切な役割を担っています。
しかし、現在残念ながらまだまだ確実にだれもがアクセスできる、使いやすいウェブの広がりは発展途上です。
特に、高齢者や障害者、ITには不慣れなユーザなどは、おいてきぼりになりがちです。また、ウェブへのアクセス環境もここ数年で、携帯電話はじめとする様々な環境が一般的に広がりをみせています。
そこで、このコンクールにおいて「おいてきぼり」になりがちな障害者、高齢者の市民モニターへも参加いただき、その意見も参考に、利用者視点を重視した使える、使いやすいウェブを審査し表彰させていただきます。
だれもが使えるウェブ発展のために!
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表彰式&シンポジウムは終了しました。
