- 審査の概要
- 一次審査について
- 一次審査実施についての考え方
- 審査基準の項目について
- 配点について
- 審査基準環境について
- 一次審査対象ページ
- 審査結果について
- 一次審査基準 - PC版ウェブサイト(案)Ver.0.1 28項目 65点満点 (2009年10月19日版)
- 一次審査基準についてのフィードバック
審査の概要
JIS X8341-3(2004年度版)をベースに、審査委員が策定した独自の基準により第一次審査を実施します。
一次審査員については、音声読み上げソフトを所有している、あるいは導入している会社や団体に属する晴眼者が実施します。
一次審査において一定水準を満たしたウェブサイトを、市民モニター(300名予定)へ部門別にシナリオに沿って操作してもい意見を頂戴します(二次審査)。真においては「使える」ことを最優先に評価します。
二次審査で最終まで残った入賞候補のウェブサイトに対して、音声読み上げソフトを日常的に利用している審査員によって「使える」ことを最優先に審査し(三次審査)、その結果を加味して最終評価とします。
一次審査について
一次審査については、市民モニターがチェック可能なサイト数に限りがあることが予想されることから、二次審査対象とするサイト数を適正な数に絞り込むためのものです。
今回はあくまでもユーザー自身によって「使える」ことを最優先にするため、例えば応募サイトすべてが市民モニターによって審査可能であると判断された場合(応募サイト数と市民モニター数を勘案して判断いたします)、一次審査は行いません。
また、一次審査の点数は二次審査には引き継がれません。
一次審査実施についての考え方
審査は「公平でオープン」であることを最優先します。
このため、審査員の主観ができるだけ反映されないように以下のポリシーで審査を行います。
- 審査項目のうちツール(機械的判断)によって判定可能なものはツールによって行います。
- 審査員による判断によって判定しなければならない項目の配点を低く、客観性の高い項目については配点を高くします。
- 審査は1つのサイトに対して複数(3名)で行い、各項目の加点・減点それぞれについて2人以上が判定した結果を採用します。
- 審査基準については皆様のご意見を参考に改訂することがあります。
審査基準の項目について
- JIS X8341-3(2004年度版 - 以下JIS)をベースに項目をリストアップしています。
- JISの項目のうち、満たさなければならないことが明示されている項目はすべて審査対象とします。
- JISの項目以外については(「望ましい、等と表現されている項目」)審査対象としません。
配点について
- 一般的なWebサイトで用いられる技術 - (X)HTML、CSSについては加点方式とします。
- 一般的でない技術については減点方式とします。
- 客観的評価が可能である項目については5点(-5点)とします。
- 審査員の判断で評点する項目は3点(-3点)とします。
審査基準環境について
- Web Inspector 5.11
- aDesinger
- Internet Explorer 7
- HPR3.01
- PC-Talker
- FocusTalk(Flashコンテンツに関する評価)
- Adobe Acrobat9(PDFドキュメントに関する評価)
一次審査対象ページ
審査対象のWebサイト(応募サイト)は、必ず5ページ以上あることを前提とし、審査は抽出した5ページに対して行います。サイトで審査するページの決定方法は、JIS X 8341-3:2009原案にある「8.1.2 ウェブページ一式単位 c ) ヒューリスティックに選択する場合」を参考にします。
以下、http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/commitee-acc/WG2/review2009/JIS_X_8341_3_2009_PublicReview.pdf より引用
- ウェブページ一式の入り口となるページ
- ウェブページ一式のマップを提供するページ
- アクセシビリティに関する方針、解説のあるページ
- 利用者からの問い合わせを受け付けるページ
- ウェブページ一式のヘルプ機能を提供するページ
これらで決定できない場合、
- 利用者にとって,そのウェブページ一式を利用するのに不可欠なページ
- ウェブページ一式がカテゴリー分けされている場合,それぞれのカテゴリーの入り口となるページ
- ある決められたページ構造,又はスタイルシートに基づいて複数のページが作成されている場合,その代表となるページ
- フォーム,フレーム,データテーブル,スクリプトが使われているページ
- 音声,動画などの時間に伴って変化するメディアがあるページ
- 利用者のアクセスが多いページ
(引用ここまで)
この基準を用いて審査員により5ページを選択し、審査対象とします。
審査結果について
審査対象ページ及び審査結果についての公表、(応募者への)フィードバック方法については検討中です。
一次審査基準 - PC版ウェブサイト(案)
Ver.0.1 28項目 65点満点 (2009年10月19日版)
- ページのHTML(XHTML)が規格及び仕様に則り、文法に従って作成されているか(5.1.a)。
→[配点]Validである場合に[5点]
→[審査方法]W3C HTML Validatorでチェックする。 - ページ内でPDFで情報提供している場合、理解可能か、あるいは代替情報を提供しているか(5.1.b)。
→[配点]理解可能でなく、代替情報を提供していない場合に[-5点]
→[審査方法]PDFについてはPC-Talker及びAdobe Acrobat9でチェック。代替情報については審査基準環境でチェック。 - ページ内でFlashによって情報提供している場合、理解、操作可能か、あるいは代替情報を提供しているか(5.1.b)。
→[配点]理解・操作可能でなく、代替情報を提供していない場合に[-5点]
→[審査方法]FocusTalkでのチェック。代替情報については審査基準環境でチェック。 - ページ内でFlash/PDF以外のマルチメディア等のオブジェクトを用いて情報提供している場合、理解、操作可能か、あるいは代替情報を提供しているか(5.1.b)
→[配点]理解・操作可能でなく、代替情報を提供していない場合に[-5点]
→[審査方法]審査基準環境でチェックする。 - スタイルシートをOFFにしても、ページの内容を理解し、操作が可能か(5.2.b)。
→[配点]理解出来、操作可能である場合に[5点]
→[審査方法]審査基準環境(Internet Explorer 7)でチェック。 - ページ内の表が適切なマーク付けによって構造化され、理解しやすい形で提供されているか(5.2.c)。
→[配点]構造化が不適切で理解しにくいものである場合[-3点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックし、結果に基づき審査基準環境(HPR 3.01)で審査員の判断でチェック。 - ページのタイトルが指定されているか(5.2.e)。
→[配点]指定されている場合[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(head要素内のtitle要素)。 - ページ内にフレームが多すぎず、理解しにくい構造になっていないか(5.2.f)。
→[配点]ページ内にフレームが多い、または理解しにくい構造である場合[-5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(フレームが5つ以内、noframesの指定、title属性の指定、scrolling属性が指定されていない)。 - フォームなど、すべてのページ内要素(Flashを含む)がキーボードで操作できるか(5.3.a)
→[配点]ページ内の操作がすべてキーボードで出来る場合[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする。onclick等のマウス操作前提の属性が指定されていないか。されている場合、操作に問題がないかを審査基準環境(Internet Explorer 7)でチェックする。Flash等のマルチメディアオブジェクトがマウスで操作できる場合、審査基準環境でキーボードによる操作が可能かどうかをチェックする。 - ページ内のフォームの入力欄に何を入力すればいいか理解しやすく、操作しやすいか(5.3.b)
→[配点]フォームの入力欄への入力内容が理解しづらいか、または操作しにくい場合[-3点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(input/textarea/select要素へのid属性の指定)。入力項目のラベルとコントロールが適切に関連付けられているかを審査基準環境(Internet Explorer 7)で審査員の判断でチェック。 - フォームに時間制限がないか。ある場合は事前に理解出来る形で示されているか、代替手段が用意されているかもしくは解除できるか(5.3.c/5.3.d)。
→[配点]いずれも満たさない(ひとつも満たしていない)場合[-5点]
→[審査方法]審査基準環境(Internet Explorer 7)でチェック。 - ユーザーの操作によって新しいウィンドウを開かないか(5.3.e)。
→[配点]新しいウィンドウを開かない場合[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(a/area要素のtarget属性の有無)。 - Ajax、Flash等でページ遷移無しにコンテンツの内容が切り替わるとき、あるいはフォーム等の画面遷移においてユーザーの操作が次のページに引き継がれる場合に、直前の状態に戻すことのできない部分がないか(5.3.i)。
→[配点]直前の状態に戻すことのできない部分がある場合[-5点]
→[審査方法]審査基準環境でチェックする。 - 画像に代替テキストを提供しているか(5.4.a)。
→[配点](すべて)提供している場合[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(img要素のalt属性の有無、スペースだけのalt属性)。 - リンク画像等、マウスクリックやキーボード操作でページ遷移などのアクションが生じるオブジェクトには、そのアクションを表すテキストが指定されている(5.4.b)。
→[配点]アクションを表すテキストが指定されている場合[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(a要素内のimg要素、input type= "image"、サーバーサイドイメージマップ)。 - 色が再現できない環境でページの内容を理解・操作できる(5.5.a)。
→[配点]理解出来る場合[5点]
→[審査方法]審査基準環境(Internet Explorer 7)でグレースケール印刷してチェックする。 - 形や位置に依存した情報提供をしていない(5.5.b)。
→[配点]形や位置に依存した情報提供をしていない[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(del,s,strike要素を使用していないか)。 - 画像やページのデザインにおいて背景色と前景色に充分なコントラストが確保されているか(5.5.c)。
→[配点]背景色と前景色に充分なコントラストが確保されている(情報がすべて識別できる)場合[5点]
→[審査方法]aDesignerでページ全体をロービジョンシミュレーションでチェックする。その際、第一、第二、第三色覚異常についてチェックする。視力についてはデフォルトの0.5、水晶体透過率についてはデフォルトの40才代とする。 - 文字のサイズ及びフォントを利用者が変更しても情報が理解可能、且つ操作できるか[5.6.a]。
→[配点]情報が理解可能、且つ操作できる場合[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(font-sizeのpx指定、overflow:hiddenの有無)。審査基準環境(Internet Explorer 7)で文字サイズを200%拡大してチェック。 - ページを表示した時に自動的にサウンドを再生しないか(5.7.a)
→[配点]自動的にサウンドを再生する場合[-5点]
→[審査方法]審査基準環境(Internet Explorer 7)で確認する。 - 早い周期で画面が点滅していないか(5.8.b)。
→[配点]早い周期で画面が点滅している[-3点]
→[審査方法]審査基準環境(Internet Explorer 7)で審査員の判断で確認する。 - 日本語のページでは、中学生の必須単語に含まれない外国語を用いる場合に解説があるか(5.9.b)
→[配点]中学生の必須単語に含まれない外国語を用いていて、解説がない[-5点]
→[審査方法]審査基準環境で確認する。 - 日本語のページでは、中学生の必須単語/重要英単語に含まれない外国語を用いる場合に解説があるか(5.9.b)
→[配点]中学生の必須単語に含まれない外国語を用いていて、解説がない[-3点]
→[審査方法]審査基準環境で審査員が目視によって確認する。単語については書籍「○○(検討中)」掲載の単語を基準とする。 - 省略語、専門用語、流行語、俗語などの想定する利用者にとって理解しにくいと考えられる用語に解説があるか(5.9.c)。
→[配点]対象の用語に解説がない[-3点]
→[審査方法]審査基準環境で審査員が審査員の判断で確認する。 - 小中学校で学習する漢字以外の漢字、読みの難しいと考えられる言葉(固有名詞など)を用いるとき、初めて記載されるときに読みを明示しているか(5.9.d)。
→[配点]対象の用語に読みがない[-3点]
→[審査方法]審査基準環境で審査員が審査員の判断で確認する。 - 視覚表現のために単語の途中にスペース又は改行を入れていないか。(5.9.e)。
→[配点]視覚表現のために単語の途中にスペース又は改行を入れていない[5点]
→[審査方法]Web Inspector 5.11でチェックする(表組み中の一文字おきのbr要素、単語における1文字おきの空白)。
一次審査基準についてのフィードバック
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